敏感肌の特徴から考えるケア方法
敏感肌は外部からの刺激に過敏に反応してしまい、肌トラブルなどが起こりやすいお肌です。
なぜ外部からの刺激に弱くなるのかといいますと、お肌のバリア機能がアレルギーやストレス、生活習慣、化粧品などからの刺激によってうまく働かなくなっているからです。
そんな敏感肌のボディケアの基本は、「刺激を減らしお肌を休ませる」ことです。
女性であれば、美しくハリやツヤのある綺麗なお肌を目指したいという気持ちがあるでしょうからお肌を美しく導く美容成分に憧れるのは仕方のないことです。
美容成分に目を向けるな!とは言いませんが、敏感肌の方にはまずお肌の状態を整えるケアを優先すべきです。美容成分が入っていても構いませんが、お肌への負担となる成分ができるだけ入っていないボディケア化粧品を使うことがオススメです。
お肌への負担となりえる成分とは?
お肌への負担となる成分としてよく挙げられるのは化粧品全般だと防腐剤のパラベンや安息香酸Na、そしてキレート剤(変質防止剤)のEDTA-2Na、ボディソープなどの洗浄系化粧品だと硫酸系界面活性剤と呼ばれるラウリル硫酸Na、ラウレス硫酸Naなどがあります。
それ以外にも鉱物油や香料、着色料、エタノールなども負担となりえる成分です。
これらの成分はよく『無添加』として表記されていますので、無添加と書かれていたら確認してみることもオススメです。
お肌への負担となるものは取り除き、お肌に嬉しいものを取り入れるというのが敏感肌の方のボディケアに大切なことです。ボディソープ選びやボディローション、ボディクリームなどの保湿ケア化粧品選びの際には「お肌への優しさ」を意識して選びましょう。